食用菊
食卓に香りと季節を届ける
食用を目的に改良され、栽培されたキクを食用菊と言います。
1年じゅう出回っていますが、旬はやはり秋です!
香りの良さが引き立ち違いが出ます!
美しい色と香り、シャキシャキとした歯ごたえを楽しむもので、食卓に季節感や潤いを届けてくれます。
ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミン類、マンガン、カリウムなどミネラル類が含まれています。
民間療法では、目の痛みや視力回復に有効とされ、お湯にひたした花をまぶたにのせて疲れ目の回復に使われています。
食べ合わせ
貧血予防【老化防止・イライラ解消】
食用菊+牡蠣 (サバ)
むくみ解消【血圧降下】
食用菊+わかめ (しょうが)
頭痛緩和 【動脈硬化予防・高血圧予防】
食用菊+長ネギ (鰹節・大豆)
芳香で癒し効果
鉄分やビタミンEを含むので、ビタミンCと一緒に摂ると貧血予防や老化防止効果があります。
酢の物や酢漬けなど、お酢と一緒に摂る事が多いが、これはミネラルの吸収が高まる良い食べ合わせになります。
注目すべきは、芳香成分です!
神経を鎮めたり、めまいや、のぼせを抑える効果が有ります!
良い食用菊の見分け方
枯れたり、しおれたりしていない物、色が鮮やかで形が美しい物でコキコキしたハリが有るものを選びましょう!
保存方法
湿らせたキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室で。
風味が落ちるので早めに使い切るか、ほぐしてゆでたものを板状にして冷凍保存できますよ。
ゆで方
花弁は少々お酢を加えた湯でサッと湯がき、直ぐに冷水にとってからザルにあげます。
品種群
もってのほか
紅紫色の中輪八重種。
山形産のものが多く、地域によっては、【延命楽】・【かきのもと】・【おもいのほか】の呼び名もあります。
阿房宮(あぼうきゅう)
黄色の大輪八重種。
阿房きくとも呼ばれています。原産地は青森県
干し菊
花びらを蒸して板状に加工したもの。青森産が多いです。
豪雪地帯の冬の食文化とも言えます。
9月9日は、重陽の節句(菊の節句)です。
華やかな黄色を輝かせる花の姿から、「高貴」の花言葉を持つ菊の花ですが、不老長寿の願いを込めて飲む風習が「菊酒」です。花びらを蒸して冷酒に浸し漬けることで、高貴な花の香りが酒に移った風情ある楽しみ方である! 菊には高い殺菌・解毒作用があり、食用としても重宝している。残暑厳しい9月は、まだまだ菌が繁殖しやすい時期でもある。菊酒を飲んで、身体のコンディションを整えましょう |
邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていました。
現在では、他の節句と比べてあまり実施されていないようです。
花びらを浮かべたい方はこちら👉【大輪の菊花】
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呑み方にこだわるなら!
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栗ご飯
栗は抗酸化作用のあるタンニンやビタミンCをたくさん含んでいて健康食のひとつです!夏にたまった疲れが出てくる秋に、ぜひ取り入れたい旬の食材ですね(笑) 秋が来たと感じる方も多いのではないだろうか。そんな旬の食材を使った【栗ごはん】も、『重陽の節句』の行事食のひとつでした。栗は8月中旬ごろから出回り始めるため、9月9日に栗ごはんを楽しめる! 栗ごはんを食べる風習はなんと江戸時代から始まったといわれている。庶民の間では重陽の節句を「栗の節句」とも呼んでいたようです。 |
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菊の葉
あしらいに重宝されることが殆どです。
天ぷらにしても食べられますが、苦みがきついです。
産地で分かる
旬の美味しい時期 9月から12月
山形・秋田・新潟・秋田
高血圧予防・頭痛緩和・イライラ解消効果レシピ!
焼きネギと菊の花のお吸い物
材料
菊の花・・・(花びらをほぐしたもの)大さじ2
長ネギ・・・1本
だし汁・・・1カップ
しょう油・・・少々
作り方
1.長ネギは3センチの長さに切ります。焼き色が付くまでオーブントースターで焼きます。
2.鍋でだし汁を温め1.を入れて、しょう油で味付けします。
3.2.に菊の花を加えて完成です。
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